ご購入前に

※アルバムのご購入は会員登録が必須です。

1.送り先を選ぶ

アルバムをつくる

コラム

2021.10.19

褒めるところがない子供を褒める方法

「ほめて伸ばす」とよく言いますが、我が子には褒めるところがない。と悩むお父さんお母さんは、意外とたくさんいます。
しかしそんな“褒めるところがない”と思っているお子さんにも、必ず褒めるところを見つけられるコツがあるのです。今回はその方法をお伝えします。

褒めるとは、認めること

子供を褒めるというのはどういうことだと思いますか。
周りと比べて良くできているから「すごい!」「えらい!」と言う事でしょうか。
いいえ、そうではありません。
比べたり評価をしたりして褒めると、子供は常に評価を気にするようになってしまいます。

子供を「褒める」ということは、「認める」ということに近いです。
子供が努力したこと、失敗したけど取り組んだことを「がんばったね」「一生懸命できたね」と認めてあげることが大切です。
子供は努力を知ってもらえたと嬉しく思い、また頑張ろうという気持ちになります。
これだと、周りより秀でるものがなくても褒められると思いませんか。

また、子供がしてくれた行動には、子供と同じ立場になり感謝することも大切です。「~してくれてありがとう」「~してくれたから助かったよ」と感謝を伝えることも、子供の行動を認めることになります。

ここまででもまだ自分の子供に当てはめるのが難しい、と思う方もいるかもしれませんね。
子供の行動でついイライラしてしまい、怒ってばかりになってしまう程の“褒めるところがない子供”の場合はどうしましょう。

できている事を褒める

第一の方法「当たり前にできていることを褒める」
叱る前には、必ず短い時間でも褒められる部分があります。
例えば、スプーンを使わずに手で食べてしまう子供には、スプーンを持っている段階で「スプーン持てているね」と褒める。
わずかな時間やわずかな前進でも褒めることで、子供はモチベーションを上げます。

できないことにも褒めはある

第二の方法「部分に注目して褒める」
できないことは全体を見るのではなく、一部分の良いところを探しましょう。
例えば、片付けが苦手な子供に「このおもちゃは上手に片付けられたね」。
部屋全体は片付けられなくても、一部では片付けられているかもしれません。そこを見つけましょう。

叱るのではなく認めて伝える

それでも注意したい時には、やっぱり同じ立場になって認め、その上で困っている事を伝えましょう。
例えば、遊び終えても片付けていない時は、「たくさん遊んで楽しかったね。でも出したままだと歩きにくくて困るな」
この言葉で子供が動いた時には「助かったよ。ありがとう」と感謝も忘れずにしましょう。

褒めるところがない子供にこそ、改善への伸び代があります。
まずは、当たり前にできていること・一部分でできていることを見つけてみましょう。