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コラム

2022.01.19

2022年の恵方は?節分に用意するモノと子供との楽しみ方

「節分」と聞けば、豆まきや恵方巻きを浮かべる人も多いですよね。
そもそも節分ってどんな行事?恵方って何?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は節分の日に用意するものや、子供との楽しみ方など世知分について紹介します。

節分っていつ?

今年2022年の節分は2月3日です。
えっ毎年2月3日じゃないの?と思っている人も多いのではないでしょうか。
そもそも節分とは、各季節の始まりの日の前日のこと。(立春・立夏・立秋・立冬の前日)
旧暦では立春は新年にあたり、前日の節分は大晦日とされ新年に向けて、邪気を払う行事が行われていました。
今では立春の前日だけが残り「節分」と呼ばれています。
節分は立春の前の日にあたり、立春は地球の公転の関係で毎年同じ日とは限りません。
2021年は2月3日が立春だったため、2月2日が節分でした。

恵方巻の方角

節分といえば、太巻きを恵方に向かって丸かぶり!ですよね。
今年2022年の恵方は北北西
恵方とは、その年の縁起の良い方角のことをいい、歳徳神(としとくじん)が司る方角になります。
陰陽道に基づき、十干(じっかん)と十二支の組み合わせによって決まります。
恵方に向かって、願い事を思いながら太巻きを1本無言で食べきると、願いが叶い良い年になると言われています。

節分行事に用意するもの

福豆

季節の変わり目には、邪気(鬼)が入りやすいと考えられ、それを追い払うために鬼の苦手な豆を鬼にぶつけるのが豆まきです。
福豆には通常、大豆を炒ったものを用意します。近年では掃除のしやすさなどから落花生や小袋入りの福豆を用いる人も多いようです。
節分前日までには準備をし、枡へ入れ神棚や恵方にあたる場所へお供えしておきます。
豆まきを終えると、自分の年齢より1つ多い数の福豆を食べます。
豆などの穀物には霊力や生命力が宿ると考えられ、そのエネルギーを取り込むことで無病息災を願い、厄を払います。

柊鰯(ひいらぎいわし)

柊の枝に焼いた鰯の頭を刺したもので、玄関に飾ります。
一般的には玄関の外に飾りますが、マンションなどの集合住宅において匂いが気になる方は玄関の中に飾りましょう。玄関付近であれば問題ありません。
柊の葉には棘があり棘の痛さで鬼を追い払い、焼いた鰯の匂いで鬼を寄せ付けない、と言われています。
飾る期間は、節分の前日~節分の翌日(立春)が一般的です。
柊鰯に使う鰯は、頭だけです。なので、その他の部分は美味しく食べるようにしましょう。
飾り終わった柊鰯は、神社にて奉納するか、焚き上げてもらう、または塩で清めてから半紙に包んで捨てる、という処分の方法があります。
柊鰯は魔除け(鬼除け)になるので、生ゴミとして捨てるのは避けるようにしましょう。

恵方巻き
恵方巻きが節分に食べられるようになった由来は諸説ありますが、恵方に向かって太巻きを丸かぶりするのは今や定番ですよね。
恵方巻きには、「7種類の具をつつむことで七福神を表し、無病息災・商売繁盛を願う」、といった意味や、「太くて長い恵方巻きは、逃げていった鬼が落とした金棒に見立て、その金棒を食べ尽くすことで、鬼払い(厄払い)が完了する」といった説があります。
長い恵方巻きを切らずにそのまま食べるのは「縁を切らない」ように、や無言で食べるのは「話すと運が逃げていく」と考えられというのが、1つの由来です。
使われる7種類の具材は、七福神それぞれに見立てた具材を選ぶと縁起がいいと言われることもありますが、特に決まっているわけではなく、さまざまな食べ物が巻かれます。
代表的な具材は、伊達巻・かんぴょう・きゅうり・椎茸煮・うなぎ・桜でんぷ・海老・高野豆腐・しょうが、などです。

子供向けの恵方巻き作り方ポイント

恵方巻きは具材も豊富でおいしいですが、子供には大きく食べづらくもあります。おいしく安全に食べられるよう、お子様用に恵方巻きを作る時のポイントをご紹介します。

・海苔を小さく切るか、小さな海苔を使って巻き寿司を作る
せっかくの節分なので、子供にも丸かぶりを体験させてあげたいと思う人も多いでしょう。そんな方は、お子さんに合わせて小さな恵方巻きにしてみるのが良いでしょう。

・薄くて噛みやすい海苔を選ぶ
巻き寿司用や手巻き用の海苔は、しっかりしているので噛みづらく、のどに張り付いて詰まる恐れもあります。おにぎり用などの薄い海苔を選ぶと安心ですね。海苔は使わずに、薄焼き卵で巻くというのもおすすめです。

・酢飯を使わずご飯を使う
酢飯は意外と糖分が多いです。小さい子供には薄くした酢飯を使うか、ご飯を使うと良いでしょう。

・ご飯(酢飯)の分量を少なめにする
具材をたくさん入れたい時は、特にご飯の量に気を付けましょう。小さくて薄い海苔を使うなら、巻いた時に破れてしまうこともあります。

・具材は食べられるものを小さく刻む
具材はお子さんが食べられるものを選びましょう。また具材によっては噛みづらくなることもあるので、巻く前に具材を細かく刻んだりして、のどに詰まるのを防ぐようにしときましょう。
子供用の恵方巻きにおすすめの具材は、
カニカマ、ウインナー、魚肉ソーセージ、そぼろ、ツナマヨ、サニーレタス、きゅうり、茹でほうれん草、卵焼き、チーズ、えび天、唐揚げなどです。

以上が基本的なポイントです。
子供用の恵方巻きを作るなら、このポイントをおさえて作ってみましょう。
また重要なのは、子供が安全に食べられるかどうかです!恵方巻きを体験させてあげたいばかりに、無理に太巻きを作ろうとはせず、自分の子供に合ったサイズにする事が大切です。
食べる時はできるだけ目を離さず、喉につまらないか見届けるようにしましょう。
これらに注意をしながら、具材は定番の具材にこだわらず、子供の好きなものを入れてあげると、きっと楽しい恵方巻きパーティーになりますよ。

節分を子供と楽しむ方法

子供と一緒に節分を楽しみたい方へ、子供とできる楽しみ方を紹介します。

・柊鰯の飾りを折り紙で作ったり、豆まき用に鬼の形を工作したり、子供と一緒に節分の準備をする。
・恵方巻きを子供と一緒に作ってみる。
・工作した鬼を使って、豆まきをする。
・一緒に恵方巻きや福豆を食べる。
・それぞれの体験をしながら、節分行事や由来の説明を話してあげる。

柊鰯の飾りや豆まきで厄除けを行い、福豆や恵方巻きを食べながら無病息災を願う。
子供がいる家庭では、子供と一緒に楽しみながらできるのが節分行事の良いところです。
家族みんな節分行事を理解しながら、楽しむと家族の素敵な思い出になりますよ。