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コラム

2022.03.25

子供の習い事にもう悩まない!選び方と嫌がる時の対応

子供の習い事について悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
習い事をさせてあげたいけど選び方がわからない、習い事を始めたけど嫌がるようになった。
そんなスタート前でお悩みの方とスタート後のお悩みの方へ、習い事の選び方と、子供が習い事を嫌がる理由、そして対応の方法をご紹介します。

失敗する子供の習い事の始め方

習い事の選び方をお伝えする前に、よく陥る失敗しやすい選び方・始め方をご紹介します。

・親がやっていた、兄弟が習っているから習う

親がやっていた習い事は、家庭練習でも親が教えることができ、また兄弟が習っている習い事だと一緒に練習し合えて良さそうに思えますが、習う本人からしたら、「やらされる」という感覚になり、次第に嫌がる場合があります。

・友達が通っているから習う
友達がいると心強く、また楽しく教室に通えます。しかし、そもそも興味のない習い事では、友達に会うことがメインとなってしまい、レッスンに集中できず内容についていけなくなる恐れがあります。

・習い事をいきなり増やす
学校から帰ってくる平日は特に、子供なりに疲れている場合があります。ゆっくり休む日を減らして、習い事に通うのは子供にとっても負担になり、続けることが苦痛になることもあります。

・教室の距離が遠い、習い事に費用がかかる
子供にとって、良い教室を見つけることができても、教室の距離が遠いと送り迎えが大変です。また、月謝や道具代など習い事にかかる費用が多くなり家計を圧迫してくる場合もあります。こうした親の負担が大きくないかも注意が必要です。

幼少期のころから子供に習い事をさせたいと思っている人は、「子供の世界を広げてあげたい」「子供の将来のため習わしてあげたい」という願いや夢を持っていることが多いのではないでしょうか。こういう想いで幼少期から始めた習い事は「親がさせている」ということになります。子供の成長にしたがって合わないとわかれば、進路や目標を修正する責任が親にはあります。
幼少期では楽しんで通っていても、小学校中学年頃になると環境も変化し、「本当にやりたいこと」が変わる場合があることを理解しとくことも大事です。

これらの失敗に注意し、進路・目標の修正に備えて習い事を選ぶようにしましょう。

習い事の選び方ポイント

親の理想とする子供の習い事は、「子供が楽しみながら上達・成長できる教室で、親の負担が少ないもの」ではないでしょうか。

楽しみながら上達するには、子供が熱中できるかどうかです。
「子供が熱中できる=子供が興味を持っている」です。
まずは、子供が興味を持てるものを見つけましょう。
子供の興味関心を広げるには、幼少期に1つを専門的に習うよりも、多くの経験や体験をする事が大切です。
そして、身体の使い方を多く学び、運動神経を養うようにしましょう。

<習い事・教室の選び方ポイント>
・子供が興味を持っているか
繰り返しになりますが、やる気を持って取り組み、上達に向かって努力を続けるためには、なんといっても子供に興味がなければなりません。

・子供の性格に合っているか
興味があっても大人数で行う教室では集中できないから個人レッスンの教室を選ぶ、など子供の性格に合わせて習い事や教室を選ぶのも大切です。
また先生と子供の相性が合うかも必ず確認します。
子供にとって話しやすい、相談しやすい先生を見つけましょう。

・教室の設備や雰囲気はどうか
教室の設備は衛生的で安全か、また教室での先生や保護者同士の雰囲気はどうか、習っている他の子供たちは楽しそうか、通い始める前に見学に行き、子供や保護者である自分自身と合うかも確認しましょう。

・目的に合っているか。
習い事を始める目的は人それぞれ。目的に合わせて教室を選びましょう。
例えば、趣味のように楽しく習うのならいろんな事をさせてくれる教室、プロを目指すなら実績がある教室、といった具合に。

・教室の制度はどうか。
プロ志望で更に高度な技術を得たい時にクラスを変えられる、病欠などで通えなかった場合の補習や振替ができる、など目的や要望に柔軟な対応できるかも確認しましょう。

・生活の負担にならないか。
月謝の他に道具代や交通費、大会費、遠征費など習い事での費用が家計を圧迫しすぎないか把握しておきましょう。
教室が遠い場合は、送迎が負担になる1つの要因です。
またレッスンの時間帯は子供や自分の生活に合うか、家庭練習が必要なのかも調べておきましょう。

子供にとって良い教室というのは、興味があることにのびのびと楽しめるか、です。
そのためにもこれらのポイントをおさえ、体験教室や見学会、説明会に参加してみましょう。

習い事を嫌がる理由を理解しよう

一生懸命選んだ習い事でも、子供が教室に行くことを嫌がる時があります。
子供が嫌がる理由にはどんなことがあるのでしょうか。

まず習い事に対する気持ちとして、「興味がない・やりたくない」「成果が上がらない・上達しない」。
成長の過程で別の事に興味を持ったりすると、次第にやる気も薄れてくる場合があります。
また、周りと比べて成果が上がりにくければ、気持ちが落ち込み、行きたくなくなることもあるでしょう。

レッスン内容が要因となっている場合もあります。例えば「内容が難しい」「宿題が多い」。
内容が難しく、周りとの差を感じるようになってしまうと、辛さを感じて通い難くなる場合もあります。
また、習い事に宿題が出ている場合は、子供は学校の宿題にプラスして、こなさなくてはならず、量が増えるとその分負担になってしまいます。
習い事と宿題で追われると、子供も嫌気が差す可能性もあるのです。

また子供なので「遊びたい」と思って行きたくなることもあります。習い事を詰めすぎると、友達との遊ぶ時間や習い事以外をする自由時間が削られていきます。周りが楽しんでいる時間に自分だけ習い事、となると自分も遊びの時間を優先したいと思う気持ちが出てくることもあります。

単純に気持ちが乗らなかったり、疲れていたりすることもあります。「めんどくさい」「寝たい」。
教室へ向かうまでに準備が必要だったり、天候が悪かったりすると、出かけるのが億劫になります。
子供なりの悩み事が原因で寝不足になったり、学校の授業を頑張りすぎて疲れていたりする場合も時にはあります。

1番問題なのが、人間関係が原因となっているパターンです。
友達との関係が悪くなっている、先生との相性が合わず気持ちが伝えにくい、そんな時は子供にとって「行きたくない」と思う重大な要因になります。

習い事は実際に始めてみないと、本人に合っているかはわからないものです。
さらに興味を持ったり人間関係が良いと感じたりするには時間がかかります。
親は“熱中してくるはず”と期待しすぎないようにしましょう。
もし興味を持つ前に親が無理強いしてしまうと、子供は「やらされている」「親の期待に答えないと」としんどさやプレッシャーを感じてしまいます。

習い事を嫌がる時の対応方法

子供が習い事を嫌がった時、親はどういう対応をすればいい良いのでしょうか。

・相談に乗る、話を聞く
まずは率直に嫌な理由を聞き出しましょう。この時怒りながら聞くのは逆効果。素直に習い事へ向かってくれない子供に親はイライラしてしまいますが、原因が解決できなければ理想的な習い事にはなりません。落ち着いて子供の話を聞きましょう。

・前向きに励ます、応援する
子供がうまくいっていない時は、一緒に練習して励ますのも良いでしょう。または、子供の練習姿をみてうまくいった部分を見つけ、褒めるように応援しましょう。
「間違えても良いから続けてみよう」というふうに声をかけてあげるのも良いですね。うまくいかなくても長く続けていると、それだけで自信に繋がります。

・先生に相談してみる
嫌がっている理由を先生に相談してみると、経験豊富な先生なら、レッスン内容以外にも、良いアドバイスや対応策を考えてくれるかもしれません。

・続けやすい環境をつくる
めんどう、疲れているが原因なら、少しだけでも昼寝をさせたり、必要な物はまとめ置いておくなど準備や出かけやすい方法を考えたりするのも1つです。気分転換ができると、習い事へ気持ちを切り替えてくれるかもしれません。

・目標を持たせる、目標を変える
どうしても嫌がり辞めたがる場合は、「~ができたら辞めても良い」など条件を付ける方法もあります。目標が達成したら、モチベーションが上がり続けたいと思う気持ちも出るかもしれません。
また勇気を出して目標を変えるのも大切。プロ志向だったが技術が及ばない、それなら趣味として続けることにシフトチェンジしてみると、楽しく習えて前より上達するかもしれません。

習い事を始めたら、親はついつい期待してしまうものです。しかし、それは時に子供にとって時にプレッシャーとなってしまいます。理想を押し付けず、見守るようにしましょう。
努力しない子供を見て、つい叱ってはいませんか?努力ができるのも才能です。
そしてその才能は「うまくできてうれしい」という気持ちから出てきます。
子供がうまくいくように、親は上手に応援や褒めるようしましょう。

まとめ

子供に習い事をさせるのに必要な親の大切な力は、
・子供をよく観察する
・良い教室、良い先生を見つけ出す
・途中で進路・目標を修正する

期待や理想を押し付けず、子供を支え応援できるようにしましょう。
そうすると、子供に合った習い事もきっと見つかるはずです。

また、時にはしっかりと褒める時間も設けましょう。
褒めることが苦手な方は、こちらを参考にしてみてください