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コラム

2021.12.21

子供の「遊び」を知れば、子育ても楽になる!?ひとり遊びのススメ

子供にとって「遊び」は、成長する中でなくてはならいものです。お父さんお母さんも、たくさん遊ばせてあげたいと思っている人も多いはず。
しかし、その気持ちの一方「遊び」に対する悩みを抱えている人も多いのです。
今回は、そのお悩みの1つの解決方法として、ひとり遊びを紹介します。

子供にとっての遊びとは心身の成長発達に欠かせないもの

子供、特に幼児にとって遊びとは、たくさんのことを学ぶことができる、なくてはならない大切なものです。

自由な環境で、その場にある道具を使ったりしながら遊びを考える。
⇒創造性、柔軟性

好きな遊び方を見つけ、周りに表現する。
⇒自己表現力

作る・楽しむ・勝つといった遊びの目標達成のため、子供なりにやり方を探し、遊びの中で試行錯誤する。
⇒自己課題や探求心、忍耐力

複数人で遊べるようになると、集団のルールを知り、守る事を覚えていく。
⇒コミュニケーション能力

遊びを通して体を動かす。パズルなどの細かな作業をすることで指の動かし方も学ぶ。
⇒筋力・瞬発力

一人あるいは友達と目標達成に向い失敗という悲しみを乗り越えて、努力して成功する喜びを経験する
⇒感情

遊びのチャレンジを続けるためには、興味を持ち続けることが大切。
自発的な遊びは、心身の成長の基礎を培う大切なものなのです。

ひとり遊びを取り入れる

子供は遊びを通して成長するという事は分かっていいても、子供の遊びに対するご両親の悩みはたくさんあります。
・こどもと遊ぶのが苦手
・一緒に遊ぶ時間がない
・繰り返し遊びがしんどい
・体力がもたない
・何をして遊べばいいかわからない
子供の遊びは、基本的に単調でこだわりも強く大人にとっては、退屈に思ったりめんどうに思ったりすることは当然です。また体力が有り余る子供に合わせるのはしんどいですよね。

上記で記載した通り、「したい」と思って行動したことは、子供にとっては遊びになります。
その為ご両親は全てを提案する必要はありません。例えば、「この積み木を使って自由に遊んでみよう」と言って見守るぐらいでも良いのかもしれないですね。

子供にとって一人で遊ぶ時間も成長には大切な時間です。
ひとり遊びの時間を上手につくることで、ご両親も自身の時間をつくることができます。

一緒に遊ぶ時間、ひとり遊びの時間どちらもバランスよく取り入れるようにしましょう。

ひとり遊びは成長のチャンス!

ひとり遊びをしている時の子供は、頭の中でさまざまな事を考え、考える事を楽しんでいます。
遊びを成功させるための試行錯誤することで自立心が出てきます。
おもちゃを使った遊びでは、自分で物語を作り想像力を広げています。
ひとり遊びは子供の興味で始めることが多いため、集中していることが多いです。

親としては一人で遊んでいる事に不安を思い、つい子供の相手をしてしまうかもしれませんが、子供が集中しながら自立心・想像力を深めている大切な成長の時間なので、声をかけて止めてしまうのはもったいないですね。
親は安全であるかどうかを確認するのぐらいに留め、子供に質問されたり「見て」と言われたりした時に動くようにしましょう。

またひとり遊びをしている時は、親にとっても自分の時間ができるチャンスでもあります。
見守りながら、同じように趣味を楽しんだり、洗濯物を畳むなどの家事をしたりすると、生活の効率もアップしますよ。

ひとり遊びができる環境のつくり方

安全な環境で気が付いたら大人しくひとり遊びをしていた!となるとご両親も楽ですが、現実はなかなかそうなりません。ひとり遊びが苦手な子供もいますね。
まずは、ひとり遊びができる環境と「したい」と思う環境をつくるようにしましょう。

おもちゃを口にしてしまう子供には小さなものを避ける、よく動き回る子供には部屋を片付け広いスペースをつくる、など子供に合った環境にすることが重要です。
また幼いうちは、子供の姿が見える場所や声が聞こえる場所など、すぐ安全が確認できる場所を選ぶと安心ですね。

「したい」と思う環境も子供によって異なりますが、「やってみよう」とチャレンジしやすい状況にすることが良いでしょう。
たとえば、おもちゃの片付ける場所を決めておけば、子供は場所を覚え、遊びたいおもちゃを出すことができます。
画用紙とクレヨンを準備することで自由にお絵描きを始めたり、ミニカーなどのおもちゃを用意していると物語を作って自由に動かしたりします。
遊び始めはお手本見せるように親子で遊び、子供がその遊びの楽しさを感じだしたところで、一人でさせてみる、というのも「やってみよう」というきっかけになります。
ひとり遊びが苦手な子供には、一人でできた時に「一人でできたね」と褒めましょう。達成感を味わい、またひとり遊びに挑戦する力になるかもしれません。

おすすめのひとり遊び。家事も遊び?!

ひとり遊びを促したいけど、なにをさせようか迷う方へおすすめのひとり遊びをご紹介します。

・お絵描き
準備もしやすく、カラフルなペンで自由に描く楽しさで一人遊びを促しましょう。また絵を描いている間は集中しているので自分の時間をつくることができます。

・粘土
作品を作る楽しさだけでなく、感触も楽しめます。カラフルで口に入れても害の少ない物を素材の商品もたくさん販売しています。

・パズル
手先を細かく使う作業は、脳にも良い刺激と言われています。完成していく楽しさを感じながら、根気よく続ける集中力が養われます。

・ブロック
こちらも手先を細かく使いながらブロックを組み合わせて、何かの形をつくる事は創造力を広げられます。

・積み木
さまざま形の積み木を選んで、組み合わせて遊ぶことで創造力が広げるほか、積み上げて遊ぶことで、バランス感覚が養われます。

・シール遊び
丸シールなど色や形がちがう数種類のシールを用意して、紙などに自由に貼っていきます。シールで何かを表現したりすることで、表現力や創造力が身につきます。

・体を動かすDVD
音楽やダンスで一緒に体を動かせるようなDVDだと、リズム感を養いながら運動にもなります。

ひとり遊びが苦手で一緒に遊びたがる子供には、一緒に家事をするのも良いでしょう。楽しく家事ができれば、子供にとっては遊びになります。簡単な作業を手伝ってもらうことで、子供も達成感を得られます。

大前提に子供が「したい」「やってみよう」と思う事でなければ、遊びにはなりませんが、環境つくることで、子供の興味を広げることができ、成長するきっかけになるかもしれませんね。遊びが成功すると、一緒に喜び褒めてあげましょう。そうすることで子供の自己肯定感もアップしますよ。